内膜が薄くて困っている方必見: PRP療法


胚移植を行う際に一番重要なのは子宮内膜の厚さ。この内膜がなかなか厚くならないために移植がキャンセルになってしまった経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回はそういった方のための新しい治療法 ”PRP療法” を紹介します。

PRPとはPlatelet-Rich Plasmaの略で、日本語に翻訳すると”多血小板血漿”となります。要するに高濃度の血小板が含まれている血漿ということです。血小板には成長因子(PDGF・TGF-β・VEGF・EGF等)が含まれていますが、これによって子宮内膜環境の改善を促し、子宮内膜の細胞増殖、血管新生を良好にすることで、胚着床率の改善、および妊娠維持が期待できるということです。

実際どういった方法かというと、移植周期の10日目あたりに採血を行います。この血液を遠心分離することでPRPを採取し、それを子宮内に注入する方法です。クリニックによってはこれを移植日までに2、3回繰り返す場合もあります。

2019年に内膜が7ミリ未満の患者64名を対象とした研究の結果がこれです。

 

 


PRPを子宮内に注入することで1ミリ以上内膜が厚くなり、妊娠率も高くなっていることを示しています。

他にも多くの研究者がPRP療法について論文を投稿しているのですが、まだまだ歴史が浅い治療法なので、絶対に効果があるとは言い切れないのが現状です。

ただ、世界中の多くのクリニックがこの治療法に注目し、実際に取り入れているのも事実です。

この機会に今通っているクリニックに一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

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